リソン島に行ってきました。
どこ?ってなりますよね。フィリピンのルソン島じゃありません。
僕も知らなかったのですが、中部のビーチでゆっくりすっか、とgoogle map遊んでいる時に見つけました。
中部への航空券も宿も取っていたのですが、宿は慌ててキャンセル。航空券はそもそもダナン以南の空港はチュライくらいしかないのでこれはそのまま。
そしてこれが出発3日前、その時点での情報というと:
1.国防上重要な島らしく(西沙諸島が近い)、外国人は入島に際してパスポートが必要。中国人と香港人は入れない?(多分マカオも)
2.にんにくの名産地
以上
基本的に何も分からない状況でホーチミンを経ちました。(今回は4月の連休に有給1日を足した全6日の行程です)
チュライ空港に飛行機が着陸して、さてここから港までのバスはあるのか(港まで50km)ないならタクシーかと思って、隣のベトナム人のおっちゃんに聞いてみると、二人組の彼らもリソン島に行くとの事で相乗りさせて貰いました。結果600円で港まで行けました。
タクシーは白タク、手配してなくても空港にはタクシーいっぱい停まってるので、調達に困ることはないはず。
フェリーは、始発8時、終発が15時45分です。日に6本あって、船会社によって異なりますが料金は158,000-178,000VND(片道)。情報がなさすぎるのでここに書いておきます。というかこの記事全部が「そんなに面白くなかったけど、行きたい人の為に書いとくね」的なノリで書いてます。
パスポート、しっかり確認されます。
国内線のフェリーなのにターミナルにボーダーポリスがいるのが面白い。
彼らの仕事って、たまーに外人が来た時に帳面に何やら書き込むだけなので、ベトナムの役人にしては肩身が狭そうでした。
ちらっと、帳面を除くとタイ人とかインド人とか。日本人はいませんでした。
ターミナルにはバスも止まっていて、クアンガイまで行けばバスでここまで来れるみたいよ。
フェリーは高速船ですが、150㏄くらいまでであれば乗船可能です(人が担ぐので、大きいのは無理)
高速船に40分くらい揺られると、リソン島につきます。
港に着くと、宿の出迎えと客引きがわらわら来るのですが、たまたま客引きが予約していた宿の客引きだったので2ケツで送ってもらいまいした。
宿について、日暮れまでにバイクで島を回ってみることにしました。
まずお墓が砂盛でした、これはすごい。雨降ったら崩れそうだけど、どうしてんのか。
お土産がサンゴ、買っても国外に持ち出せそないのでは?
巨大観音、淡路島かよ。この時点でお察しでしょうが特に観るものはありません。
島には3つの死火山があり、それぞれに火口があります。
この観音さんの裏の火口は、真ん中に人が住んでいました。ミニ阿蘇。
日暮れも迫ってきたその時、島で宿から一番遠いところでパンクしました。
日本でもバイクにさんざん乗ってきてパンクした事なかったのにここで!
道中にバイク屋があったのを覚えていたのでぺったんこのままで戻る。これホンダのスクーターなんですが、チューブタイヤでした。宿のオーナー(バイク貸してくれた)があっさり修理代の負担を認めたのですが、チューブを見ると納得のぼろさ。
夜は海鮮、安いー観光は微妙だけど魚介はやすいぞー
翌日も精力的に島を回り、個人的に面白いなと思った物を紹介します。
その1)井戸
リソン島は水が湧く。なんで昔から航路上の拠点であった。また、水が湧くので農業も営めちゃう、漁業以外にも産業はあるおかげなのか、この島の住民は23,000人もいる。凄さが分からないと思うので淡路島と比べると、人口密度で言うと10倍!
その2)かって米軍のレーダー基地があった
東シナ海に突き出している関係上、今も昔も防衛拠点。
元飛行場はそのまんま道路になっており、離陸(通行)できる。
以上!
3日目に、隣にある人口500人の”べ島”に渡る。日本語にすると子島か。
行きに相乗りしたズンさんと同船だった、ズンさん曰く、バリ島に似てるとの事。ズンさん日本に3回もいった事のある見識の広い方だった。
この島でも一泊。
この島は、畑の真ん中に埋葬していた。
と、いってもこれは古い人限定らしく、今は集団墓地があるとのこと。
写真の墓で53年物(53年経ってもあるというのは、定期メンテが有るんでしょうねやっぱり)個人的には、日本の土と切り離された集団墓地より人間味があって好きです。
島計3週くらいして、リソンに戻る。
べ島は観光客も少なくて(ほとんどが昼間に来て、かろうじてある観光地を回ってはすぐ帰っていく)、夕方とかは静かでのんびりできますよ。
帰りにお土産にニンニクを買い込んで本土に戻りました。
本土側に戻った後は、前に紹介したタムキーのビーチに2年ぶりに再訪。
まだ、開発はされておらず、相変わらず平和なビーチでした。
kimonomusume189.hatenablog.com
おちまい
(リソンは5月以降は波が収まるので(今回は波きつくて泳げなかった)時期が違えば評価も変わるかも)
今回の旅を動画にしています、観てね:
おちまい