台湾に行ってきた。2日半の滞在の内、丸一日を台湾の金門島で過ごしたのでこれはもはや金門島旅行である。
折角行くので台湾の歴史について調べていたら、国共内戦について詳しく知りたくなる。いやー今日もキンドル課金が捗りますなぁ。
しかしアメリカという国は、中国で国民党を支援し、ベトナムで共和国を支援し、最近ではアフガニスタンを支援し、どれも負けている(代理人が)。アメリカの介入した戦争は延べ独立後94戦争とされているのだが、勝敗レシオで見るとどうなんだろうか。
金門島である、台北から飛行機で1時間、台湾本島から200㎞離れていながら中国本土との距離はわずか2㎞、四国、九州間の最短距離が31kmなのでその近さがお分かり頂けると思う。
金門島に立つ。ふと海に目を向けると対岸の中国、厦門の街のビルがくっきりと見える。もうこれは飛び地と言っても良いのではないだろうか。
中国もこの喉に刺さった骨的な金門島は厄介だったようで、建国9年目にして島への攻撃を実施、撃退されるもその後21年間に渡って対岸から砲撃を続けた。そして金門島の住民はこの砲弾を元に包丁を作り、それが名産品になっている。面白すぎやろ。
(案外この包丁は硬度がなく、厚みがあり切りにくいらしい…)
島中に要塞があるもののそれらは観光地化されている。
何気なく歩いていた街の下に地下要塞があったりと、往時の緊張度の高さを伺わせる。
島は、免許のいらない電動スクーターで回った。最高速度30kmという代物で、でもこのサイズの島をゆっくり見て回るのにはちょうどいいかもしれない。
一日に借りて300元(1,200円位)。
結構、日本人も来ているらしく、観光村のオヤジさんが日本人が昨日団体で150人くらい来たよって言ってた。
台北の松山空港からUNI AIRというEVA AIR系列の航空会社を使ったのだが、松山空港のお土産屋が面白かった。
今回は、台湾に駐在中の彼女に会いに行ったのだが、渋っていた金門島も意外に楽しかったらしい。
今回は冬に行ったので、日本の春先位の寒さがあったが、夏に行っても楽しいそうな島であった。
おちまい