去年の2月に日本を出たときは、飛行機は満席、自由に海外旅行もできていたのですが1年半で世界は様変わりしました。
コロナ拡大初期はむしろ日本は感染が止めれなくて、その一方でベトナムでは患者を完全に抑制しており、普通にカフェでお茶できてました。しかし今や、2か月に渡るロックダウンなど、感染防止の厳格さが日本を完全に上回っています。
この記事を書いている今も、9月16日までの1か月に渡るロックダウンの最中です。しかし、ワクチン接種の為なら会場までの外出が認められているので、社用車の提供を断りバイクで行ってきました。ロックダウンの街を走るなんてそうそう出来ないので。
意外にロックダウン下でも交通量はあるなという印象を走って得ました。
スーパーや病院などのインフラ関係の従業員は交通を許されているので、全く交通量がないという事にはならないようです。
撮影したロックダウン下のホーチミン市内:
今回の接種は、日本領事館が邦人向けに手配したものでアストラゼネカ社製のワクチンを無料で接種できます。
会場に貼ってあったベトナム語のワクチンの案内には、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカはもちろん、スプートニク、シノワクチン等日本にまだ入ってきていないワクチンの名前も並びます。
本当は、ファイザーが希望だったのですが、当地ではほとんど流通していません。
今後、中国製ワクチンの流入量が増えるので(比例して欧米製ワクチンの流入量が減ることも考えられたで)、評判は芳しくないもののアストラゼネカを選択しました。
このワクチンは、ほとんどの国で年齢制限があり(アストラゼネカのある英国でさえ40歳以下には接種してない)、血栓発生のリスクも指摘されています。
接種後、30分会場で待機しアナキラーショックの有無を確かめます。
帰宅し、熱などの副反応もなく夜11時位に就寝。
しかし、2時に起きたときに体温を測ると39度近くまで上がっていました。
1日寝込みました。
副反応は40歳代であれば周囲では特に大きな副反応は出ていないのですが、30歳以下の僕はかなり顕著に副反応が出ました。
ワクチンを打つことも1つのリスクなのですが、感染した場合、受け入れ態勢が整っていない当地では感染のリスクがワクチンのリスクを超えています。
日本も既に病院のキャパオーバーなので、ワクチンのリスクは相対的に低い傾向にあるはずです。
ただ、コロナのワクチンは治験期間も短く不確定要素の多いのも事実なので、打たないというのも選択肢の1つです。
おちまい