火星との交信記録

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【ホーチミン賃貸契約完全マニュアル】ベトナムに移住しました

初めて海外で家を借りる事になった。

色々調べたのでまとめ。 

 

あと、今から書く事はメディアにまだ上がって無いんですが、ベトナム政府がコロナウィルスの流入を防ぐ為に日本人への労働許可証の発行を取りやめました。あと、来年の法改正でベトナムでバイクに乗るのにフルフェイスが必要になります…以上、極秘情報。

 

それでは、

 

#1.語学力もないし、海外で賃貸契約を結ぶのに抵抗のある方

=安心をお金で、日系の不動産屋に依頼しましょう。基本彼らの物件は高く、数も少ない為、とくに語学に不安が無ければ自分で探しましょう。殿様商売なので、ガツガツ感ない所がほとんど。とりあえず物件見せてもらって、色々質問するのもあり。

契約書は家主と結ぶため、語学サポート以外のメリットなし。 

ド〇ゴ〇ハウジング、ベトナムハ〇ス など 

 

#2. ローカルのエージェントを使う

FaceBookで下記のグループに入会。 

FaceBookベトナムでは社会インフラなので必ずアカウントは作りましょう。 

www.facebook.com

 エリア、金額、ワンルーム(Studio)、寝室あり(Apartment)などの条件を書いたポストを投稿しましょう。

5分位で、山のようなメッセージがAgent(仲介業者)、Landlord(家主)から来ます。この際、自分の条件に合わない物件や、すぐに物件の紹介をしてこない人は削除しましょう。 

日系ではなく、現地のAgentを使うメリットは、#1仲介手数料がかからない、#2日系ではカバーできていない物件が見つけれる。です。

流れを説明していきます;

良いなという物件があったらばんばん質問しましょう。実際に見てみたいなと思ったらアポを取ります。エージェントからの紹介以外にも、流れているポストから探すのもありです。

今回は、僕の例を参考にします。 

あるエージェントからのメッセージでいい物件を見つけたので内見を依頼。

バイクに2ケツで4件位の物件を見せてくれる事になりました。 

エージェントは、契約成立時の家主からのマージンが取り分になります。

今回のエージェントは、HCMCの国立大生、エージェントはアルバイトの事。  

 

1軒目で、新築最上階、家賃激安のスタジオに当たりました。

オーナーはエージェントの高校時代のクラスメイト(22歳)、親から譲り受けたこののビルのマネージメントをしているとの事。

何軒か回りましたが、最初のこの1軒が忘れられず契約することにしました。

契約時にあたって僕は以下のリクエストをしました; 

#1.親から譲り受けたというが、本当に権利があるのか確認したいので証明書を出してくれ。

#2.契約書には拇印とサインの両方をくれ。 

#3.(最上階1部屋なので)同じ階に設置予定の乾燥機の電力計を分けてくれ。 

#4.契約書の優先言語を英語にしてくれ

 

#1について;

ベトナムには2種類の登記簿があります。大雑把に言うと赤い表紙の通称「レッドブック」が土地の権利書。ピンク色の表紙の「ピンクブック」が上物です。 

今回は、ピンクブックを確認。また権利譲渡の公証書類をPDFで送ってもらいました。また、母親と本人のIDのコピーもPDFにて送ってもらいました。

これにより、相手方に所有権がある(契約を母親ではなく、彼と結んでも良い)事が分かりました。 

#2について;

筆記体が読めないので、念のため。 

#3について;

最上階の部屋を取ると、他の部屋の洗濯機や乾燥機が置いてある事があります。その場合、電力計がきちんと独立している事を確認しましょう。今回は部屋のブレーカーを落とした後、外で電子レンジを動かして電力計が動いていない事を確認しました。

#4について;

契約書は2か国語で表記されています(VN&ENG)。そして基本、紛争があった際にはベトナム語の文を優先すると書いてあります。(e.g.   Vietnamese sentenses will be prevail...みたいな)

ベトナム語が読めないのにこんな文言を許すいわれはありません。きちんと伝え、きちんと直してくれました。

 

 

その他気を付ける事:

家電が壊れた際の負担先、バイクの駐輪代、警察への住民登録は代行してくれるのか?またその費用はどちら持ちか...?  

 

手付金兼Deposit(敷金)の1か月分家賃を支払い部屋を抑えます。

入居は今週末。会社が2週間出してくれるホテル代を使い切りましたが、やっと現地生活がスタートするようでワクワクします。

 

2020.2.18追記: 

遂に入居しました。やはり自分だけのスペースを持つと、この街に住んでいると実感できます。新築はマイナートラブルに悩まされると聞いていたのですが、ここはそんな事はありませんでした。

フーニャン地区という、まず外国人を見ない地域で、ベトナム語スキルを磨くにはうってつけの場所です。毎日、市場で買い物をしています。 

タンソニャット空港からほど近いのですが、飛行機の音はしません。 

夜、ベランダで街の灯を眺めていると、左からアプローチする飛行機が、そして右手に急角度で上昇していく飛行機が順繰り順繰り、走馬灯のように流れていく様が見えます。 

 

2020.6.13 

日本人がデポジットを仲介業者に渡してトンズラされる事件が発生。(16万円)

デポジットは直接大家に払いましょうね。 

 

 

おちまい